2025.05.01
日田中央ロータリークラブ例会で、養育里親について説明させていただきました！
４月２２日、日田中央ロータリークラブさまへ、養育里親について説明するため伺いました。
会場へ向かう途中、日本初の児童養護施設「日田養育館」跡も見学しました。
大きな石碑の横には解説板があり、
「明治元年に日田県知事として着任した松方正義は、明治二年この地に棄児・孤児・貧児収容所として養育館を設立し、孤児・貧児三百六十余名を養育した」
と書かれてありました。
この養育館は、児童養護施設、助産施設や、現在の里親支援センターの機能を備えたもので、明治初年にこのように先駆的な素晴らしい取り組みがされていたことに、驚きと感銘をうけました。
ロータリークラブでは、早速、この「日田養育館」についてのお話をさせていただきました。参加者は、日田市にお住まいの方がほとんどのようでしたが、ご存知ない方もいらっしゃったようでした。そして、この「日田養育館」の活動精神にもつながる養育里親について、さらに説明をさせていただきました。
現在大分県内にはさまざまな事情で家庭で暮らすことのできないこどもたちが
約４５０名います。明治当初と現在とは、環境や事情も変わってきてはいますが、それでも、やはり、こどもたちには支えて応援してくれる周りの大人を必要としていることに変わりはありません。
日田中央ロータリークラブの皆さま、養育里親について説明する機会をいただき、ありがとうございました。
chiedsは、皆様のご要望に応じて講師を派遣しています。お気軽にご連絡してください！まずは、里親制度について知っていただくことがスタートです！
